カテゴリーとステージ?
マンモグラフィ検査の結果はカテゴリー分類で表される。
ステージとはいわゆるよく耳にする”がん”と認定されたがん患者になったあかつきに受けるクラス分けのようなもの。
2週間後に検査結果を聞きに行くと、先生からは「陰性でしたよ」
ああ、よかった~と、また良性の石灰化だったんだ~と安心して帰った。
その1週間後の仕事中に病院から電話が鳴った。
嫌な予感は的中して、先生からお話があるので来週病院に来れないか?との連絡だった。
一度予約を取り、電話を切ったものの。。。
待て、この気持ちのまま1週間待つのは無理・・・
すぐにリダイヤルボタンを押し、病院に電話をした。
今日話を聞きたいので、今から行けないかお願いした。
その病院は非常勤医師が1週間に1度の勤務のため、
今日を逃したら1週間後になってしまう。
仕事もキリの良いところまでで早退し病院に直行。
先生からの話は、先週見せた検査結果は前回1月の検査結果で、今回の検査結果で
陽性と判明した。
うそでしょ?先生陰性って言ったじゃん。その言葉を信じたのに、なぜ?
いっぱい言葉は浮かぶけど声が出ない。真っ白だ。
何も言葉は出なくても、気持ちはグルグル、心臓が鳴った。
でも先生にそんなことを言ったところで何も事実は変わらない。
涙があふれながらも声をふりしぼって、ステージはいくつですか?と尋ねた。
先生は浸潤癌と非浸潤癌との違いを絵に書いて説明してくれた。
幸い、非浸潤癌であり早期の発見であること、ステージは0とのことだった。
ステージ0って何? がんはがんなのに0?
私はゼロにクラス分けされた。
位置や広がりから取り残しがあるのが一番怖いから、全摘になると思うとのこと。
近くの手術が可能な総合病院を紹介された。