乳がんの手術は人生2回目の手術になる
人生で1回目の手術は1年半前の卵巣と卵管の摘出手術。
来月行う乳がんの手術は人生で2回目になる。
子宮頸がん検診での内診の際に、卵巣が腫れて大きくなっていると5年ほど経過観察をしていた。
腹痛で動けないほどの痛みに襲われ救急車を呼んだこともあったが、手術には至らず定期的に卵巣の大きさを確認してきた。
でも1年半前のある日突如生理でもないのに急な出血があり、翌日婦人科を受診した。
特に異常はないと言われたが、翌日から急な発熱がありお腹にも力が入らず寝込んでしまった。
相変わらず熱が下がらない日が4日ほど続いた頃、腹痛に襲われた。
夜間の救急外来を受診したところ手術が必要だから入院することが急に決まった。
1回目の手術の時は、急に炎症が起こり熱も下がらず摘出することになったため、
心の準備も何も手術前も辛かった状況で手術に臨んだ。
初めてのことは不安も多く、もしかしたら腸との癒着があれば子宮も摘出するかもしれないと医師からは聞かされていた。
幸い癒着はしておらず、子宮と片方の卵巣の一部は残すことができた。
術後も日にちが経てば身体は良くなることを知っている。
2回目の気持ちの余裕のような・・・入院に必要な持ち物も把握できているし、
あとは手術日まで穏やかに日々の生活を過ごすだけ。
私の人生の経験値はまた確実に上がっている。