乳がん

手術日決定

手術の予定が決まりました!

今日はMRIなどの術前検査の結果から手術の予定が決まりました。

緊急事態宣言発令中の今、コロナの影響で病床の確保が難しいため、病院でも緊急の手術以外の受け入れに制限がかかってる。

そんな中、ようやく手術日が決まった。

MRI検査の画像を見たところ、先生からも説明があったががん細胞がある箇所は白くなり、

左乳房の広範囲にあるようだ。

そのため、全摘手術を受けることになった。

再建術についても再度説明を受けた。

再建術には大きく2通りの方法があり、自家組織からの移植手術または人工物を挿入する手術がある。

自家組織による再建術はお腹または背中から血管以外の皮膚や脂肪を持ってくる手術になり、手術時間も通常の倍以上の時間ががかる、入院期間も2週間くらいと長くかかる。

人工物の手術はまずはエキスパンダーという袋を体内に入れ、そこに月に1回程度通院して生理食塩水を少しずつ入れて、皮膚を伸ばしていき、最終的に2回目の手術でインプラントと呼ばれるシリコンを挿入する方法。

どちらも胸のふくらみを取り戻すためにはメリットがあると思う。

けれど、身体への負担は大きく、ましてや2回も手術を受けるのはやはり考えてしまう。

私は再建術をしない選択を選んだ。

もし、手術を受けたあとにやはりどうしても再建したいとなれば、また落ち着いたころに手術を受けることも可能だそう。

40代の私はというか女性ならいくつになっても胸のふくらみは女性である象徴で、

子どもたちに母乳を飲ませて育てた勲章からか今はしぼんでしまって元気がないけれど、

やはり喪失することのショックは今はまだ想像がつかない。

けれど専用のパットやブラジャーにも色々と工夫がされているし、色々と試してみて

本当に手術したいと思ったらまたその時考えようと思う。

実家の母にも電話をし病気のこと、手術のことを伝えた。

8ヵ月前に父を亡くし、畑仕事を頑張りながら毎日ひとりで頑張っている母。

いつものように明るい電話越しの声だったけれど、やはり心配をしているのが伝わった。

1年半前の卵巣の手術もかなり心配していたけど、今回もやはり誰しもかかりたくないと

思っている”がん”という病名に愕然としていた。

けれど、必死で励まそうと今はしっかり体力をつけること、一人であまり考えこまないこと、術後はもっと食べ物にも気をつけることなど…それから同じ乳がんの手術を受けて今元気に頑張っている芸能人の名前を出し、手術して元気に活躍している人がいることなど何回も何回も相変わらずしつこいくらい繰り返し話してくれた。

それから、一番は今そばでずっと支えてくれている旦那さんに感謝しなさいということ。

癌であるという不安からかストレスからか私は最近旦那さんや子どもたちにあたってしまうことがある…自分でも気づいているけれど、家族に甘えていると思う。

母も旦那さんも私のことを心から心配してくれている。

本当に家族はありがたい存在であることに気づかされる。

だから、元気になって早く安心させてあげれるように5週間後の手術に向けて体力づくりを頑張ろうと思う。

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